４月の新年度が始まり、本日新しい案件が２つ動き始めました。



まずは浜松市東区大瀬町。遠州鉄道「さぎの宮駅」隣の事業用地です。「事業用定期借地権方式」により、物販店舗が建設されます。

私たちの仕事は日銭の商いではなく、一つのプロジェクトを長い年月をかけて仕上げていきます。数ヶ月の短期間で成就する案件もあれば、長いものは数年かけて。この案件は２０１５年９月より取り組みを始め、気がつけば５年の月日が流れています。

たどり着くまで、何度も挫折しそうになった案件ですので、感無量の思いです。また建物完成しましたら皆様にご報告させていただきます。



そして、もう一つの始まりの案件。浜松市北区にて２７０坪という広い敷地の売買契約が本日整いました。３０年来お付き合いをしていただいているお客様の案件です。



良質な住環境の大型物件につき、数多くの建設・不動産業者さんの出入りがあり情報整理に苦労しましたが、売主様のご配慮にて「価格より売却後の周辺環境に配慮をしたパートナー選び」が行われました。

不動産の取引をするにおいて、お客様ご自身、そして私たち業者の人間性が試される場面が多々あります。
自分本位で殺伐とした世の中で、周囲への気遣いが出来るオーナー様の姿勢、素晴らしいと思いました。お気持ちを引き継ぎながら、お引き渡しまでしっかりと対応させていただきます。



コロナウイルスが猛威をふるい、どこに行っても後ろ向きの話ばかりです。私たちの日常業務でも新規の話はほぼゼロ。先を考えると不安ばかりが募ります。

そんな時こそ、お客様の不動産に関するお困りごと・ご相談に対して、「売却、活用、管理」等、不動産のプロの手法にて、お一人お一人に真摯に向き合い、中小企業の経営者の皆様、個人の皆様を支えていく事が、今私達に求められている役割だと思っています。